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夏越の節供『水無月茶会』開催!
2019-07-04
毎年6月30日に行っている『水無月茶会』。旧暦の6月晦日は「夏越の節供」とも「水無月祓い」とも言われ、河童(水神)が山から降りてくるという言い伝えの元、人・牛・馬の水浴『禊(ミソギ:身の罪穢れを祓うため、水で清める儀式)』が行われました。つつじ荘でも「暑気払い」「無病息災」の意を込めて、縁起物のお抹茶とお菓子をいただく会と定着しております。ここでいただく「水無月」という和菓子は、その昔、氷室に保存している氷を口に出来なかった庶民が、氷に模して作った外郎に悪魔祓いの小豆をのせた…という夏の定番和菓子なのです。令和の時代になっても甘く冷たいお菓子に舌鼓を打ちながら、過酷な夏を越す鋭気を養っていらっしゃる皆さんなのでした