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　ポカポカ陽気の中、つつじ荘のベランダから1階の駐車場を覗くと、構内の桜の木々はこれでもかと咲き誇り、満開を迎えています。この自粛自粛の毎日に、「あぁ、変わらず春はやってくるんだなぁ」と少しホッとさせてくれます。

　例年であれば、観桜会の昼食は桜の木の下でお花見弁当をいただく会を行うのですが、コロナ禍のため、今年もデイルームでのお食事となりました。なんとかお花見気分を感じていただきたくて、職員も趣向を凝らし、テーブルやお箸入れを桜で飾り、枝垂桜の揺れる野点をイメージした“映えスポット”を制作しました。紙粘土のお団子やお茶碗を手に、皆さんいい笑顔を撮影させてくださいました。すると、「私のでも撮って～」とお互いのスマホや携帯電話を取り出し撮影会が始まって、「皆さん、意外と若いなぁ…」と思っちゃう職員。いやいや、意外ととは失礼ですよね…すみません(笑)

　午後からは『お花見かふぇ』です。桜餅や三色だんご、いちご大福などお好きなお菓子とお飲み物をお楽しみいただきました。お昼にお花見御膳をペロリと召し上がられたはずなのに…やっぱりおやつは別腹ですね(笑)。

　お腹がいっぱいになったので、構内の桜を楽しみに数人でお散歩に出掛けました。満開の桜を見上げて「綺麗ねぇ。素晴らしいねぇ。」と声のトーンが少し高くなっている皆さん。少しでも春の訪れを堪能していただけたなら、とっても嬉しいです